太陽光発電設備のご説明

太陽光追尾型設備

太陽光発電事業において採用する太陽光発電設備には、多くの場合『太陽光追尾型』装置(以下「トラッカー」と表記)と呼ばれる装置が採用されます。これは、太陽電池を搭載した盤面が常に最も強く日射を受光して発電量を最大にするために、この太陽電池を搭載した盤面がコンピュータ制御により自動的に太陽の直接光を追跡する装置です。

『太陽光追尾型』発電システムの種類は下記のように色々ありますが、以下のような特長を備えています。

  1. 年間を通じて一日中(日出~日没)常に発電パネルにできるだけ強い日射を受光するように、発電パネルの方向と角度を変えることで、年間発電量が追尾型システムを採用しない固定式の場合と比べアップします。
  2. 7分ごとに4センチほどゆっくり動く機構は、太陽光追尾動作による磨耗が極小な設計です。ほとんどの追尾システムのメーカーはドイツの権威ある検査機関「tuv(テュフ)社」が発行した、十分な耐久性を保有していることを示す検査済み証明書(ドイツ語/日本語訳)を取得しています。
  3. 機械稼動部分のほとんどの部品は安価な汎用品を採用し、万一故障しても新品との交換コストは修繕積立金で十分に賄える範囲です。
    チェーン(約4000円)、回転用モーター(2~3万円)、電流制御ケーブルセット(5~7万円)など。
  4. 強風時には電池盤面をすばやく水平にして強風被害を防ぐ強風感知センサー機能付きです。
  5. 発電状況を常時チェックする監視システムを装備し、発電事業者はWEB上から発電状況を常時監視が可能です。

発電設備の各部品写真

下記の部品類はドイツSolon社の2軸式追尾システムを例にご説明していますが、実際に採用される追尾システムは、土地の形、方位、日陰などのさまざまな条件で変化します。

各写真をクリックすると拡大写真をご覧になることができます。

設備写真1 設備写真2
畳15畳大の太陽光発電パネルが直径約1.3mのコンクリート基礎の上に設置。表面は高温下で亜鉛メッキが施されて、耐腐食性は万全。 強風が吹くと風の抵抗を弱めるために風力センサーが作動し、発電パネル面が即時水平になる。
設備写真3 設備写真4
一年中、季節変化による日射角の変化を察知し、水平方向と垂直方向の二軸の回転により、常に直角に近い角度でパネル面に日射を受光するように日出から日没まで、また季節の推移による日射角度の変化に合わせて太陽光を追尾。 基礎コンクリート上に据え付けられた水平方向の回転リング。
設備写真5 設備写真11
水平方向の回転制御チェーン。 水平方向の回転用車輪と回転用の溝。
設備写真6 設備写真7
水平方向の回転用モーター。 電流制御ケーブルセット。
設備写真8 設備写真9
電流計及び電圧計。 独シーメンス社製・直流→交流変換機。
設備写真10 設備写真
独シーメンス社・スペック及び検査済み表。 毎時間ごとに表示される発電実績のグラフ
設備写真 設備写真
固定式発電架台の裏面 発電した電力を測定する電力計と発電データを送信するモデム装置

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